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透析センター(最大40床)

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検査機器

超音波(エコー)【心臓・腹部・頸動脈・甲状腺】

超音波(エコー)【心臓・腹部・頸動脈・甲状腺】

超音波とは、人の耳には聞こえず人体に害のない超音波を体内に発信して、臓器から返ってくるエコー(反射波)を画像にして診断する検査です。これにより、レントゲンでは全体の輪郭しか見えない臓器の内部まで観察・計測し、形だけでなくその動きまでをも評価します。体の表面から機械を当てるだけなので痛くもなく、放射線による被曝の心配もありません。心臓であれば、そのポンプ力、弁膜症、肥大などの程度、心筋梗塞の痕跡、生まれつきの形態異常などをみることができます。頚動脈の動脈硬化の程度、大動脈瘤などの評価、甲状腺や肝臓、腎臓などの形や腫瘍、胆石なども見ることができます。

動脈硬化(CAVI)

動脈硬化(CAVI)

両腕・両足首に血圧計と似たようなものを巻いて、動脈圧の波形(脈波)を心電図・心音図と同時に測定することによりCAVI・ABIを算出します。検査そのものは、両手足4本で同時に血圧を測る感じで、少し締め付けられた感じがするだけです。CAVIは血管の弾力性、ABIは血管の詰まり具合を示します。これにより動脈硬化の進み方を評価したり、足が冷えたり痛んだりする原因が足の血管の詰まりかどうかなどを診断します。

ホルター心電図(24時間心電図)

ホルター心電図(24時間心電図)

心臓の症状、例えば動悸、脈の乱れ、胸の痛みなどがある場合に、まず基本として心電図検査が行われます。しかし、通常の安静時心電図は、1分以内と短く、検査の時に症状がなければ原因となる心電図変化をとらえるとは限りません。心臓に酸素や栄養をまかなう血管(冠動脈)の流れが悪くなって起こる狭心症発作は日中活動時に起こりやすく、また血管けいれんで起こる狭心症(冠攣縮型狭心症)は夜間・早朝に多く見られます。また比較的安静時や夜間に出やすい不整脈もあり、心臓関連の異常はいつ起こるかわかりません。症状がある時の心電図がとられたことの無い方、普通の心電図は正常だけど時々調子が悪い方などでは、日中活動中や夜間睡眠中も含めてまる一日の心電図が記録できるホルター心電図が必要となります。このように心臓疾患の診断に有用ですが、不整脈や狭心症治療薬の効果判定やペースメーカーの機能評価など治療面にも利用します。

運動負荷心電図

運動負荷心電図

心臓の筋肉(心筋)に酸素や栄養をまかなう血管(冠動脈)の流れが悪くなる狭心症では、いつも心電図に異常がみられるわけではなく、狭心症の発作が起こって初めて心電図に異常があらわれます。発作が起きていないときの心電図では正常な人と区別がつきません。運動をすると血圧や心拍数が増加して、たくさんの血液を送り出そうとします。このとき、心臓の筋肉を流れている冠動脈が動脈硬化で細くなり血流が悪くなっていると、安静時にはなかった心電図の変化が表れるようになります。当院では自転車をこぐ(エルゴメーター)により、運動での負荷を行い心電図の変化をみて狭心症の評価をします。不整脈のある方では、運動により不整脈が誘発されるか、逆に不整脈が減少するか、同時に波形の変化が起きるかなどでその重症度を評価します。運動の強度を変えて心拍数、血圧、心電図の変化をみることにより、どの程度までの運動ができるのかといった運動能力判定をすることもできます。

24時間血圧測定(ABPM)

24時間血圧測定(ABPM)

高血圧管理には家庭での血圧測定が重要ですが、家庭血圧計では日中の活動や睡眠中等の血圧は捉えられません。携帯型の自動血圧測定器(ABPM)により、不安定で変動の大きい血圧の実態が把握できます。特に、白衣高血圧といって病院や検診では血圧があがるのに自宅では高くない人、緊張や不安によって血圧が大きく変動する方の血圧評価には、とても重要な検査です。

呼吸機能(スパイロ)

呼吸機能(スパイロ)

肺の容積や、空気を出し入れする呼吸機能の状態を調べる検査です。スパイロメーターという計測器を用いて、口に加えた道具を通して息を吸ったり吐いたりしていただいて、どれだけ多くの空気を呼吸できるか(肺活量)を測定し、空気を吐き出す速度やその率などを調べます。これにより喘息・肺気腫など、息切れ、咳などの原因や重症度を評価します。年のせいで息切れしていると思っていたのが、検査をしてみると隠れ喘息がわかり治療することにより良くなることもあります。

心電図

心電図

心電図は通常の健診でも広く行なわれる検査です。痛みや身体の負担なく簡便にできて情報量が多く心臓・血圧などの循環器疾患では必須の検査です。両手足と胸部の6ヶ所に電極を付け、心臓が拍動するために発生する微弱な電気信号を検出します。その波形やリズムの乱れから多くの病気の兆候などを読み取ります。高血圧による心臓負荷状態、狭心症、心筋梗塞、不整脈、心臓肥大、心膜炎、心筋症などを評価することができます。

レントゲン

レントゲン

レントゲン(X線)検査は普通の診療や健康診断などでも広く行われています。
胸部レントゲン検査は主に心臓および大動脈の形態や、肺疾患の診断を目的として撮影します。弁膜症・心筋症・心不全などによる心臓の陰影拡大や大動脈の拡張および蛇行・肺うっ血・肺水腫や胸に水がたまる胸水などの診断や肺疾患(肺結核、肺炎をはじめ肺腫瘍、肺気腫、胸膜炎、気胸、気管支炎、気管支喘息など)、縦隔腫瘍などの基本検査として行います。

院内血液検査(診察時に結果をお知らせします)

  • HbA1c(ヘモグロビンA1c)糖尿病検査
  • PTINR(プロトロンビン時間)血液凝固検査